KIDS CUT

 

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- KIDS CUT - 

 

Y.S.PARKでは、お子様向けのMenu「 KIDS CUT 」がご好評いただいています。よくあるKIDS専用Salonのように、おもちゃの車に乗って、ビデオを見せながらというスタイルではないのですが、あくまでも大人のお客様と一緒に、できるだけ同じようにおこないます。大人と違う点でいえば、「子供用の椅子」をつかうくらいです。

 

ご来店されていたお客様が、ご出産されて連れてきてくださる場合やご近所の方などいろいろなお客様がいらっしゃいます。

 

子供向けの特に変わったサービスは致していないのですが、大人と同じ空間でおこなうことにより、子供達は、公共の場の雰囲気やルールを知るでしょうし、家族以外の人と話をしたりすることも、社交性が身につき、教育上いいことではないかと思います。

私たちの中で特に決めているわけではないのですが、変にあやしたり、赤ちゃん言葉を使ったり、Salonの中で一緒に走り回ってあそぶようなことはしていません。できるだけ大人と一緒の扱いをしてあげる。そのような感じです。

- Natural - 

 

子供は自然です。作り込んだヘアや突飛なデザインは似合いません。ですから、あくまでも自然に馴染むようにしていきます。といっても5歳以下のお子さんは、まだ生え際がきれいに生え揃っていないことが多いですので、その辺は、大人とは違い注意しておこないます。それと、頭が小さいので大変です。

 

よく、頭が小さいのですぐに終わるのではないかと思う方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。私たちは、いつも大人サイズを基準にトレーニングをしてきていますし、普段施しているのも大人サイズが基準です。それが急にダウンサイズするものですから、一瞬手が「あれっ」となります。

手を小さく動かさなければなりません。カットの切るセクションも頭のサイズにあわせて小さくとります。前のお客様が体の大きな男性だったりすると、突然のギャップに感覚的に驚きます。

 

子供は小さいですから、作り手も小さくかがんでの施述になりますからけっこう腰にきます。なにか「ミニチュアの模型」でも作っているかのような、細かい作業です。

それもお子様サイズに慣れてくると、それはそれで大丈夫になってくるのですが慣れるまでは、少し驚きます。

電気バリカンやクリッパーは、極力使わないようにしています。子供の肌は敏感肌ですので、首回りを普通に行うと赤くミミズ腫れのようになる時があります。もし行う時は、慎重におこないます。触れるか触れないかのタッチでサッと手早くです。

- 女の子 男の子 - 

 

小さい頃から男性と女性は違います。女の子は、小さい時から美容室は大好きなのでしょう。鏡の前で黙って座っていることが苦痛でもなんでもないようです。それと、女の子は、自らオーダーもしてきます。細かいことはないのですが、あんまり切りたくないとか、長い髪がすきとか、前髪切ってほしいなど、やっぱり小さい時から「オシャレさん」です。仕上がりで編み込みをしてあげたり、綺麗にブローをして、毛先をクルンと巻いたりするとご機嫌で喜んでいます。

 

男の子は、髪を切ることが、ちょっと苦痛のようです。できれば早く終わってほしいので、必ず「もう終わる?」と聞いてきます。切りはじめたばかりなのに「もう終わる?」ですから相当なのでしょう。男の子の場合は、話でもしながら、飽きさせないように、手早くやります。飽きてしまうとヘソを曲げて、させてくれなくなることが多いのです。「もうちょっとで終わるから頑張ってくれ。」終わったら「よく頑張ったね。偉い偉い。」と褒めてあげると喜んでいます。

髪の毛を切ることは、嫌なことではなく、気持ちいいことなんだよ。と、体感するまで時間がかかります。

 

男の子でも、生後すぐからSalonにきていると違います。5歳ぐらいになると慣れて、一人で座って、身の上話をいろいろと話してくれます、子供は子供でいろいろと大変なのでしょう。親にも話せないこともあるのかもしれません。もっと慣れてくると、あれだけ拒絶していたシャンプーも自分から「やってほしい」といってきます。

Y.S.PARKのシャンプーブースは、リラックスするために照明を落としていますので、ちょっと薄暗い感じが、お化けでも出そうで怖かったのでしょうか。

- KIDS Beauty - 

 

子供の髪は、本当にきれいです。大人の髪が「木綿の糸」とすれば、子供の髪は、「絹糸」です。手で触った質感、ツヤ、シルクのタッチが本当にうらやましいで限りです。

生まれたてのお子さんの場合は、いわゆる産毛でふわふわしています。軽いからすぐ立ちます。元気な赤ちゃんは髪が立っているといわれますが、長くても軽いのでふわっと立つことができます。少しずつ硬くなってくるのですが、だいたい5歳前後でしょうか。ある程度生え際も生え揃い、髪の毛量、硬さも程よくなります。

 

よく「一度丸坊主にすると、硬い毛が生えてくる。」という迷信的なことをいっている方がいますが、生まれた時の髪の毛は、お母さんのお腹の中用の毛ですから、ある程度軽量化されているのでしょうか。その柔らかい産毛を坊主にしたから硬い毛になるのではなく、そのままにしておいても、少しずつ、生えかわり、硬くなるような気がします。

 

人間の抗酸化力が一番高い時期は、10歳前後だと、何かの本で読んだことがありますが、10歳前後の髪がやっぱりすごいです。

ゴワゴワが最高潮で毛量も多く、鋤(す)いても鋤いても少なくならない。そのような感じです。人生で一番元気がみなぎっている頃なのでしょう。多いし、すぐ伸びるし大変です。

赤ちゃんの時から髪を切ってあげて、1,2ヶ月に一度しか会いませんが、お子さん達の成長した姿を見ることは本当に楽しみです。幼稚園にいきはじめたかと思っていたら、えっ!もう小学校なの?という時も多々あります。学校を卒業し社会人になり、結婚されてお子さんを授かった方もいらっしゃいます。おじいちゃんになってしまったような、なんか複雑な心境なのですが、ずっと子供だったように思っていたのが、もう「チャン付け」では呼べないな、と思っていても、会うとつい「チャン付け」で呼んでしまいます。遠い親戚より、よく会う間柄ですので仕方ないのかもしれませんね。

 

 

Y.S.PARKに通っていただくことが、お子様達の成長のお手伝いに少しでもなれるように取り組んでいきます。

 

Keisuke Moriyama

 

 

 



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